新型コロナウイルスはペットにもうつる? ヒトから動物へうつった例紹介

新型コロナウイルスが出始めたころ

といったニュースが報道されていましたのを覚えていますか?

先日Trends in Ecology & Evolution誌に「ヒトから動物へうつった例」についての記事があったので紹介したいと思います。

論文:New Approaches to Anticipate the Risk of Reverse Zoonosis

これまでに世界中で、12種類の動物が新型コロナウイルスに感染したと報告されている

これまでに犬、猫などのペットを含め、12種類、合計218匹が新型コロナウイルスに感染したと報告されています。(2021年3月11日調べ)

感染が確認された動物は以下の通りです。

種類 感染確認数 症状
ネコ 86 風邪のような症状が多い、半数は無症状
イヌ 56 軽度の肺炎が多い、半数は無症状
フェレット 1 胃腸炎
ゴリラ 1 軽い肺炎
ジャガー 1 無症状
ライオン 7 咳などの症状が多い
ブタ 1 無症状
ピューマ 4 咳、食欲不振が多い
ウサギ 1 無症状
ユキヒョウ 1 軽い肺炎
トラ 8 軽い肺炎が多い
ミンク 51 半数が無症状だが死んだ個体も複数

トラ、ライオン、ゴリラなどにも感染が確認されているのはインパクトありますね。

ネコ科が目立ちます。

そういえば、新型コロナウイルス探知犬を訓練している国があるとニュースで見ました。

「広がるか コロナ探知犬 匂いで感染者発見」 (ここに注目!)

ヒトに比べれば感染数は少ないとはいえ、コロナ探知犬がコロナにかかる可能性もあると考えると少しかわいそうな気もしますね。

マスクできないし。

ゆるキャン△

次に、実験室で新型コロナウイルスにわざと動物を晒した研究結果です。

種類 新型コロナウイルスへの感受性
ネコ 高い
イヌ 低い
フェレット 高い
フルーツコウモリ 低い
ゴールデンハムスター 高い
ブタ ない
ウサギ 低い
アカゲザル 高い
ニワトリ ない
アヒル ない

ハムスターは特に症状が激しく出るようで、死んでしまう個体も多かったようです。

サルは集団で生活しますし、動物園も気を付けなければ

「サル山でクラスター発生」

なんてことが起こるかも・・・?

日光とかも危ないかもですね。

ペットに対してのワクチン接種は不要

2020年12月のScience誌に掲載されていた記事からの紹介です。

Do we need a COVID-19 vaccine for pets?

ペットへのワクチン接種が不要な理由は以下の2点です

  • イヌ、ネコが新型コロナウイルスにかかっても症状が軽い
  • ヒトへの感染源としてペットはメインの経路ではない

むしろ絶滅危惧種の野生の霊長類に対してワクチンを開発すべきと提言されています。

Pfizer社のプレスリリースによると、mRNAワクチンをヒトに投与する前の試験で、マウス、サルでも同じワクチンが有効であることを示す結果が出ています

Pfizer and BioNTech Announce Data from Preclinical Studies of mRNA-based Vaccine Candidate Against COVID-19

もしかしたら、ヒトへの摂取が完了した後で霊長類保護にワクチンが使われるかもしれません。

少なくとも霊長類よりは先に我々もワクチンを打ちたいものです笑

今日もお読みいただきありがとうございました!

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