2020年のイグノーベル賞を日本人が取ったのを皆さん覚えていますか?
インパクトが強かったので私はうっすらと覚えてました笑
日本人が14年連続で取っているとのことで、シンプルに素晴らしいと思います。
ノーベル賞のパロディとして作られたイグノーベル賞ですが、独創性がないと絶対取れません。
そんなイグノーベル賞から、さらに面白い研究をピックアップしているこの本、面白くないわけがありません。
2020年以降に販売された特にオススメできる本5選! これで梅雨も在宅も苦ではない
発表が長いと女の子に怒られる それがイグノーベル賞授賞式
受賞者にはスピーチをする時間が与えられるが、制限時間の60秒をすぎると8歳の女の子がやってきて「もうやめて。飽きた!」と叫び、スピーチを遮る。この女の子が、名物少女の〝ミス・スウィーティー・プー〟だ。8歳でないと務まらないので、毎年別のミス・スウィーティー・プーが登場する。お土産をあげてご機嫌を取ろうとする人もいるが、ミス・スウィーティー・プーがそんな子ども騙しに丸め込まれることはない。
五十嵐杏南.ヘンな科学“イグノーベル賞”研究40講(Kindleの位置No.49-51).総合法令出版.Kindle版
個人的にはこれがツボ「空と満タンのビール瓶、凶器としてより危険なのは?」
確かに、と少し思いませんか?笑
研究者はやはり犯罪の科学捜査が専門の博士が行ったようです。
以前何の本で読んだかは忘れてしまいましたが、アメリカのシカゴでは、ビール瓶を使った乱闘が多かったためあえて「割れにくいビール瓶」を使うようになったと読んだ記憶があります。
治安が悪かったころ、ビール瓶で相手を叩くのではなく、ビール瓶をわざと割って鋭利にしてから相手の顔を狙うのだとか。
そうすると、悪人は顔に切り傷を負いやすくなり、顔の傷のせいでさらに社会復帰が難しくなってしまう。そのため割れにくいビール瓶を使うように市がメーカーに要請した。とか。
この本ではむしろ固いビール瓶を鈍器として検証を行っているのでなんとも言えませんが笑
どっちが凶器として危険かはぜひ読んで確かめてみてください!
著者「五十嵐 杏南」さんの年齢に引く
1991年愛知県生まれ・・・え!?1991年!?
ほぼ同い年・・・それでこの人を引き込ませる文章&知識量。
かなり驚きました。もっと上の年代の方が書かれているのだと。
私も将来的には五十嵐さんのように、固くなりがちな研究の話題を面白く伝えられるようになれるよう頑張りたいと再度思いました。
ぜひ読んでみてください!値段以上の価値があります!
今日もお読みいただきありがとうございました!
