予算から考える研究室選び 文科省らが選んだ「今最も独創性があると判断した研究室」2

前回に引き続き、科研費の大型予算 基盤S を取っている研究者ってどんな研究を行っているかについて紹介したいと思います。

前回の記事:予算から考える研究室選び 文科省らが選んだ「今最も独創性があると判断した研究室」

 

今日も基盤Sを取っている研究内容について調べましたので、ご紹介します。

非常に面白かったです! もし私が高校生のころに戻れたら、大学選択の参考にしていました。(東大に入れたかはおいておいて笑)

医療用の高感度”鼻”を作る研究

研究者:東京大学・大学院工学系研究科・田畑 仁 教授

研究テーマ:「医工学利用に向けた超高感度電子鼻

昔から“嗅診”といって、医者が患者の匂いを臭いで、その臭いを病気診断に活用していたという研究背景があるそうです。

もちろんこの”嗅診”は客観性が低い上に、医者個人個人の経験によって差が出るため、現代医療への活用が困難でした。

 

テレビで「癌探知犬」や、最近だと「新型コロナ患者探知犬」を見ますが、それも”嗅診”に入りそうですね。

そういえば昔、資生堂が「ストレス臭はネギのような臭い」という研究を報告していました。

匂いを元に体調を判別するということは経験的にもなんとなくわかりますね。

私たちの鼻では感知できないような臭い(皮膚ガスと田畑教授は呼んでいます)と病気もあるでしょうし、これは非常に面白い研究に発展しそうです!

 

臭いをもとに病気の診断ができるのであれば、採血しなくても病気の診断が行えたり、「ストレス感じすぎ!」という警告が出るウェアラブル装置なんてのもできるかも知れませんね。

そんなウェアラブル装置あったら確かに欲しい笑

 

皮膚ガスとの関係が深いとされる病気として、肺がん、大腸がん、食道がん、喘息、肝炎などが知られているそうで、これらの病気に対しては臭いで予防ができるようになるかも知れないとのことです。

将来の発展が非常に楽しみな研究です!

 

今回は短いですが、以上になります。

また後日基盤Sからの研究紹介シリーズを行いたいと思います!

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