中学、高校生の時はあまり本を読まなかった私ですが、大学生になってから本を読むようになりました。
中学高校生って、今思えば時間がかなりあったよなぁと思うんですが、当時はゲームをしたり、だらだらした生活を送っていました。
大学生になってからも最初はネトゲにドハマりしてしまい、大学1年のころは講義、ネトゲ、時々バイトくらいな自堕落生活。単位こそ落とさなかったものの、遊びまくっていました。
・・・こんなかっこいい感じじゃないですけど、あの生活はあの生活で楽しかったんですがね笑
なんで自堕落大学生が本を読み始めたのか
大学1年の後期になったころ、
「就活する時になにかアピールできるネタを作っておくかぁ」
という極めて不純な動機から本を買いに大学生協に行き、そこである本に出合いました。
本は10冊同時に読め!―――本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
「本を読まない人はサルである!」・・・サルですみません笑
ここまで挑戦的なキャッチコピーだと気になって手に取りたくなりました。
ペラペラめくって面白そうだったし、600円くらいだったのでまぁいいかとお買い上げ。
読んでみると、タイトル通り
・本はめっちゃ読め
・1冊づつじゃなくて並行していろんな本を読んで、知識をミックスさせろ
という内容でした。
当時の私は結構この本に刺激され、「いっぱい本を読もう。ついでに読んだ本の数を就活でアピールしよう」と考えるようになりました。
自己PRで「趣味:読書」はかなり就活で役立った
就活の場でアピールする内容として、趣味読書はかなりよかったと思っています。
就活を意識したメリットだけでも以下の3点は自己の体験から挙げられます。
1.「アルバイトリーダー」とか「サークルの代表」とかよりは珍しい
2.どれだけ読んだかを数値で伝えることができる
3.「最近読んで面白かった本は?」という質問がもらえるので、そこから話を広げられる
特に3.「最近読んで面白かった本は?」という質問がもらえるので、そこから話を広げられる
が大きいです。
後、本は10冊同時に読め!―――本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)でも書かれている通り、いろんな分野の本を読むことをオススメします。
研究職として就職活動をしていたのですが、企業は研究一本だけをやりたいという人は基本的に欲しがりません。
人員の都合上や、将来経営職になるのであれば他部署への理解も必要、などの理由から異動となる可能性があるからです。
いろんな分野の本を読んでいる→興味の幅は広い→どの部署にも好奇心はあるよ!
という論法が取れます。実際に面接で使いましたが、すべての面接官に納得してもらえました。
私は修士2年で就職活動を開始しましたが、大学生活で読んだ本はだいたい200冊程度でした。
大学1年から読み始めたとして年30冊くらいです。月3冊程度なので、読書が本気で趣味な方からすると少ないかも知れませんね笑
でもこの生活を6年続ければ200冊という大き目な数字になり、就活ではインパクトが出ます笑
読書が趣味でない人からすると十分すごい数字です。そして、読書が趣味な人は世の中にそこまで多くない。
ちなみにですが、提出したエントリーシートは配属先のチームメンバーに共有されたりします。
こんな人が来るよーという情報共有ですね。
その時も「どんな本読むの?」って話題にもなるので、オススメです。
もっと早く読書を始めていればよかった
結局人生って常に何かを学び続けた方が楽しいんですよね。中、高校生のころは、会社に入って仕事して、家族との時間があって、くらいしか考えてませんでした。
自分の余暇を何するか、っていう視点がなかった。
その点、読書は最高です。いろんな知識を付けられて話題も増えますし、多くの人はかかっても月に1万円弱でしょう。どこでもできますしね。
個人的には特定のジャンルにこだわらず、乱読するのが好きです。
「【最新研究紹介】将来細胞レベルで若返る薬ができるかもしれない」
「【最新研究】ほかの動物が見ている世界の色について 線虫は目がないのに色を識別しているらしい」
などほかの記事で紹介した論文は基本的に私の仕事には直接関係しません笑
しかし、自分の知識の幅が広がり、仮説を立てる時に考える幅も広くなります。
そして何より楽しい!!
もし読んでくださった方で、読書あんまりしないという人はこれを機に始めてみたらどうでしょう。
このブログで紹介した
本は10冊同時に読め!―――本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
から読むと「読まなきゃ・・・」感がでていいかも知れません笑